セミナー報告

2016.10.15

2016年10月14日〜15日 開催
Disc-FX workshopin Bangkok Report

 


好評により2016年2回目の開催となった「Disc-FXワークショップ」の模様をご報告します。
今回も、膨大な数のDisc-FX施術経験をもつ【Gun Choi 先生(Pohang, Korea)】を講師に迎え、2日間に渡りタイ・バンコクにて開催されました。

開催前日におよそ70年間タイを統治されたプーミポン国王が死去されるというニュースが発表され、
タイ市内はあちこちに祭壇が設置され、市民にも黒い服装が目立ちましたが、変わらず活気のある都市で、プログラムにも影響はありませんでした。

ワークショップ1日目は午後2時より、バンコクの隣市にあるSamut Prakan Hospitalオペ室にてライブサージェリーからスタートとなりました。
世界各国から約15名、うち日本からは4名の先生が参加され、2例のDFX施術を目の前で見学することができました。
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施術は問題なく完了し、その後待機室にて急遽質疑応答が行われました。
どの先生も積極的に質問され、対するChoi先生もそれぞれの問いに丁寧に回答されていました。
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夜は会食が催され、それぞれの勤務先病院や地方の情報などを交換し合う楽しい食事になりました。
その後自由行動となりましたが、先生方もそれぞれバンコクの夜を満喫されたそうです。


2日目は王立Chulalongkorn Memorial Hospitalのキャダバートレーニングセンターにて同じくGun Choi先生の導入講義を受講した後、
キャダバーを使用した実技の講習に移りました。

講習はDisc-FXを行う上で重要なニードルプレイスメントを徹底的に反復練習しました。
どの先生も真剣そのもので、何度も位置を確かめながら針先の位置を効果的な場所へ届かせるべく練習されていました。
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講義・実践練習ともに英語で行われましたが、Choi先生は可能な限り平易な表現で、実際に体を大きく動かしながら説明されていたため、
理解しやすかったという声を頂きました。
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その後さらにケーススタディとまとめを行い、質疑応答のあと受講証を贈呈、12時半ごろ解散となりました。
今回の昼食は現地の人気ヌードル店からのデリバリーで、(辛いものの)美味しく頂くことができました。
先生方は夜の飛行機までさらに市内を見て回られたそうです。
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今回はタイ国王のご逝去という出来事があり心配されましたが、蓋を開けてみればしっかりとライブサージェリーも開催することができ、
手技の重要な部分やDo notを明確にすることができる内容の濃いワークショップとなったと思います。

そして2016年末現在、参加した全ての先生方がDisc-FXを実施し、日々の治療に役立てていらっしゃいます。

次回いらっしゃる先生方にも、同じようにしっかりとDisc-FX手技を自分のものにして頂けるような充実したワークショップにしたいと思います。

参加頂きました先生方、誠にありがとうございました!
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